作品概要
『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(めいたんていコナン くろがねのサブマリン)は、2023年4月14日に公開されたアニメ映画で、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第26作目にあたる。 キャッチコピーは「死ぬな、灰原──」「浮かび上がる哀しき過去(シークレットメモリー)。守り抜く想いが結集する─」「沈みゆく真実が暴かれたとき、黒き影が集結する─」「絶体絶命の海洋頂上決戦(オーシャンバトルロイヤル) ミステリーついに開戦──」。
あらすじ
江戸川コナンと少年探偵団は、八丈島のホエールウォッチングツアーを当てるため福引に参加していた。灰原哀は、その近くで配布されていた「フサエブランド」の限定ブローチの整理券の最後の一枚を入手したが、次に並んでいた着物姿の老婦人を見かねて整理券を譲る。探偵団は全員ハズレてしまったが、灰原の一連の行動を見ていた園子は、探偵団達をホエールウォッチングに招待する。 八丈島のホテルに向かう車の中で、コナンは八丈島近海にインターポールの海洋施設「パシフィック・ブイ」が建設されたというニュースを聞く。それは世界中の警察が持つ防犯カメラを監視できる世界初の施設であるという。コナンがホテルに到着すると赤井秀一から電話があり、パシフィック・ブイと繋がるユーロポールのネットワークセンターに、黒の組織のピンガが潜入したと告げる。 その後、一行はホエールウォッチングのために港を訪れるが、コナンは警視庁の黒田兵衛と白鳥警部が船に乗ろうとしているところを発見し、密航を決意。船はパシフィック・ブイに到着し、黒田に見つかったコナンは仕方なく同行を許され、ブイの内部を案内してもらう。直美・アルジェントが開発したシステムによって世界各地の防犯カメラを顔認証付きで確認することが可能となり、さらに「老若認証」というシステムを使えば対象が年を取っていても発見することができるのだという。 その頃、施設内に潜入していたピンガの手引きでベルモットとバーボンがパシフィック・ブイに潜入し、直美を拉致する。異変に気付いた責任者の牧野洋輔は監視カメラを解析するが、バックドアを仕掛けられたためか、犯人の正体を特定することは出来なかった。一方、直美を拉致したベルモットとバーボンは、組織の仲間達と合流。直美の所持していたデータを調べる中、組織はベルツリー急行の爆破で死んだはずのシェリーと瓜二つの少女(灰原)の写真を発見する。シェリー生存の可能性を報告されたジンは、その少女を拉致するよう指示する。 ホテルに戻ったコナンは、組織が直美の拉致事件に関わっていることを阿笠博士に伝えるが、その夜灰原はウォッカとピンガに連れ去られ、コナン達の追跡や蘭の奮闘もむなしく、組織の巨大な潜水艦に攫われてしまった。翌朝、コナンはパシフック・ブイに戻り、昨晩の防犯カメラの映像をチェックするが、映像は改竄されており、潜水艦はおろか阿笠博士の車とウォッカ達の車さえも映っていなかった。さらにその後、エンジニアのレオンハルトが何者かに殺害される事件が発生した。 その頃、灰原と直美は同じ部屋に捕えられており、潜水艦にはジンが合流しようとしていた。絶体絶命の2人だったが、水無怜奈の援護によってジンと遭遇する直前に潜水艦を脱出し、パシフィック・ブイで保護される。 事件の真相を見抜いたコナンは、「眠りの小五郎」を使って推理ショーを開始する。レオンハルトを殺した犯人である女性エンジニアのグレースは実は男性で、その正体はピンガだった。ピンガはコナンの正体を工藤新一と見抜き、ジンを失墜させるためにコナンを連れて行こうとするも、白鳥と佐藤が到着したためコナンの捕獲を諦めて逃走する。 一方、単独行動をとっていたベルモットは老若認証を欠陥品だと報告し、シェリー生存の疑惑を消滅させる。これを受けてラムはパシフィック・ブイの破壊を決定し、ジン達の攻撃でパシフィック・ブイは撃沈する。コナンは「組織の潜水艦を赤井に狙撃させる」という手段を画策し、博士の海中スクーターを使って海に潜り、花火ボールを放って潜水艦の影を露にする。計画は成功し、上空のヘリコプターに乗っていた赤井がロケットランチャーで潜水艦を狙撃した。 しかしコナンは海中で力尽きてしまい、駆け付けた灰原の人工呼吸で九死に一生を得る。一方のピンガは潜水艦に帰還するも、潜水艦は赤井の狙撃でダメージを受けたために爆破処分が決定しており、ピンガは何も知らずに潜水艦と運命を共にする。船着き場に辿り着いたコナンは、動かなくなっていた灰原に人工呼吸をしようとするも制止される。灰原は駆け付けた蘭の唇にキスをし、コナン(新一)の唇を蘭に返したのだった。 後日、灰原は旅立つ直美を空港で見送る。直美は灰原が志保である事を確信していたが、追及することなく別れを告げた。そして、その様子を着物姿の老婦人が上の階から眺めていた。老婦人の正体は、変装したベルモットだったのだ。全てを見届けたベルモットの着物の帯締めには、「フサエブランド」の限定ブローチが輝いていた。
スタッフ
声優
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