作品概要
『蒼天の拳』(そうてんのけん)は、堀江信彦(原作)、原哲夫(作画)、武論尊(監修)による日本の漫画作品。『週刊コミックバンチ』(新潮社)にて2001年創刊号から2010年39号(休刊号)まで全255話が連載された。単行本の累計発行部数は1500万部を突破している。 2017年より『月刊コミックゼノン』(ノース・スターズ・ピクチャーズ)にて第2部『蒼天の拳 リジェネシス』が連載を開始した。作画は辻秀輝、脚本を八津弘幸が担当。2020年5月以降、辻の病気療養のために休載となるが、2024年11月25日発売の2025年1月号で連載を再開し、2025年9月25日発売の2025年11月号をもって完結した。
あらすじ
第一部「魔都上海編」 197X年。第63代北斗神拳伝承者・リュウケン(旧名・霞羅門)は、待望の男児を授かった。リュウケンはこの男児に、兄と同じ「ケンシロウ」という名を付け、蒼天のように奔放で快活だった兄の話をいつか聞かせようと語りかけながら、過去に思いを馳せる。 時は遡り、1935年ごろの日本。女子大で教師をしていた第62代北斗神拳伝承者・霞拳志郎を、李永健という老人がはるばる中国から訪ねてきた。久々の再会を喜び合う2人だったが、李がやってきた目的は、拳志郎の朋友である潘光琳率いる組織・青幇が壊滅したこと、そして拳志郎の恋人である玉玲が殺されてしまったことを伝えるためだった。 拳志郎が日本で平和に暮らしていることを知った李は、あえてそれを伝えずに去ることを決意するが、拳志郎との決着を望む拳士・金克栄との邂逅、そして李が今際の際に残した言葉によって拳志郎はその事実を知る。朋友のために魔都・上海へ戻った拳志郎は、青幇の宿敵・紅華会を滅ぼすため、そして彼らに囚われた潘を助けるために行動を開始し、北斗孫家拳・曹家拳・劉家拳の拳士をはじめとする数々の強敵と出会い、北斗神拳伝承者としての宿命に突き動かされていく。それはやがて、北斗神拳の源流の一つとされる拳法・西斗月拳の使い手であるヤサカ、北斗劉家拳最強の使い手である劉宗武との対決を実現させる。 アニメ版第二期「蒼天の拳 REGENESIS」 紅華会が壊滅し、玉玲が記憶を取り戻し青幇のボスに収まることで上海は平和を取り戻すかに思われたが、紅華会に代わって中国政府軍が青幇を滅ぼそうと動き始めていた。そんな折、拳志郎の友でフランス陸軍の重鎮、シャルル・ド・ギーズは、ユダヤ人の安息の地を作るため、アドルフ・ヒトラーが探し求める財宝の在り処「希望の目録」の鍵を握る少女、エリカ・アレントと合流する手はずを整えていた。しかし、北斗神拳に恨みを持つ西斗月拳の拳士、ヤサカに襲撃され殺害されてしまう。ギーズの叫びを聞きつけた拳志郎と、エリカを護衛していた極十字聖拳の流飛燕は現場で鉢合わせ、拳志郎が犯人だと誤解した飛燕は拳を交えるが、誤解であることがわかり拳を収めて青幇にエリカ共々匿われる。 やがて、ヤサカは飛燕にも襲いかかり彼を殺害し、拳志郎とも対決する。ヤサカはそこで自身も北斗の血を継ぐ者であると知り、これまで伝え聞いてきた西斗月拳の宿命が誤解から生まれたものであることを悟る。そして、エリカの義父だった飛燕を殺した罪を償うため、エリカを守って生きていくことを誓う。ヤサカはさらに、ギーズを殺したのは自分ではなく、天斗聖陰拳の使い手であることを明かした。 その天斗聖陰拳を繰る拳士、シメオン・ナギットとその部下のヒムカが上海に上陸し、彼らの信じる「ナハシュの予言」に従いエリカを狙い、宗教結社「ジェネシス」を動かし暗躍を始める。しかし、ヒムカの正体は拳志郎の義兄・霞拳心であり、シメオンの信仰心を利用してジェネシスを動かし、世界を意のままにしようと企んでいたのだった。拳志郎との戦いに敗れたシメオンを謀殺した拳心は、ジェネシスが作り上げた核兵器をもって「真に戦争のない世界」を作るために、世界を「再創生(リ・ジェネシス)」するために拳志郎との対決に臨む。 第二部「蒼天の拳 リジェネシス」 第一部から数年後の193X年。エリカは目録を狙うオランダ軍の特殊部隊に囚われていた。エリカの救出に駆けつけた拳志郎とヤサカがオランダ軍を一蹴して指揮官を尋問したところ、エリカを狙うように指示した黒幕はオランダ軍の支配下にあるインドネシアに居ることが判明する。インドネシアへ乗り込んだ拳志郎たちは、オランダ軍第6師団の師団長で、人体を自在に操る「創生の拳」という術を使う男・ファン・デル・コール大佐と出会う。
スタッフ
声優
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