作品概要
『冬のソナタ』(ふゆのソナタ、原題:겨울연가)は、2002年に韓国の公共放送局である韓国放送公社のKBS第2テレビジョンで放送された全20話の連続テレビドラマ。監督はユン・ソクホ。主演はペ・ヨンジュンとチェ・ジウ。アジアと世界での韓流ブームのはじまりとなった作品だと広く認められている。2003年から2004年にかけて日本で放送され、「冬ソナ現象」と呼ばれるほどの大ブームを巻き起こし、日本で韓流ドラマが認知されるきっかけとなった。 監督・演出を担当したユン・ソクホにとっては前作2000年の『秋の童話』に続く作品で、本作の後に2003年に『夏の香り』が、2006年に『春のワルツ』が放送され、4作を総称して「四季シリーズ」と呼ぶ。4作とも現代韓国の若い男女を主人公とする恋愛ものの連続テレビドラマだが、それぞれ独立した物語で筋書きの連続性や舞台の共通性などは無い。 2009年秋に全26話の『アニメ 冬のソナタ』が日韓合作で制作され、日本と韓国で放送された。詳細は下記の「テレビアニメ」節を参照。
あらすじ
(番号は全20話の分け方による。なお下記「登場人物」の記事も参照。) 第1話 「出会い」 韓国の春川(チュンチョン)に住む高校生チョン・ユジンは母と妹の3人家族で、同じクラス、放送部には幼なじみでユジンに思いを寄せているクラス委員長のキム・サンヒョク、美貌が自慢の女子オ・チェリン、愛敬ある女子コン・ジンスク、男子クォン・ヨングクらがいる。ユジンの亡き父ヒョンスとサンヒョクの父ジヌはかつて親友でもあった。そのクラスと放送部に物静かで暗い表情のカン・ジュンサン(チュンサン)が入ってきた。ジュンサンは国際的ピアニストの母カン・ミヒが未婚で産んだ子で(そこに作品が設定する時代の韓国社会におけるジュンサンと母ミヒの苦悩がある。)、ミヒは父親は亡くなったとして詳しいことを話さない。ジュンサンが転校してきた高校は母の母校でもあり、母とある男性の並んだ1枚の古い写真を手がかりに父親を探していた。その男性(某大学の数学教授)が自分の父かと考えてその講義にもぐりこみ、その人がサンヒョクの父であると知った。ユジンとジュンサンは一緒に遅刻したり、「初めて」という曲を聴いたり、どちらも父がいないことなどで次第に近づく。バスで湖のほとりに行き、「影の国の男」の話をするなど、次第に惹かれ合っていく。 第2話 「はかない恋」 ふたりで自習をさぼった罰として焼却炉清掃を命じられてさらに近くなり週末に映画に行く約束をする。ジュンサンは幸せな家庭にいるサンヒョクに妬みを感じ、一方サンヒョクはジュンサンに「ユジンに近づいたのも自分への悪意のためか」と詰問し、思わず「そうだ」と答えたジュンサンはユジンに頬を叩かれ、週末デートは取り消しとなる。それに代わって放送部で山小屋へ合宿に行き、ジュンサンは迷子になったユジンを探し出してポラリス(北極星)を教え手をつなぐ。のち初雪の日に湖で会い、雪遊びを楽しんでそっとキスを交わし、大晦日にも会う約束をする。ユジンの家でミヒがヒョンスに腕をかけている写真を見たジュンサンは突然飛び出してジヌに会いに行き、ミヒはヒョンスと恋人同士だったがヒョンスが他の女性(じつはユジンの母)と結婚した後、突然姿を消したこと、ジヌはミヒに片思いだったことなどを知る。不快に思ったジュンサンは大晦日にアメリカに帰ることにするが、車の中で気が変わって飛び出し、ユジンと約束の場所へと急ぐ途中トラックにはねられてしまう。雪が降りしきるなか、ユジンはジュンサンを待ち続ける。 第3話「運命の人」 学校へ行ったユジンは、ジュンサンの事故死を聞かされ呆然とする。仲間でのお葬式ののち帰宅したユジンの元に、ジュンサンから送られたカセットテープが届いており「初めて」の曲とジュンサンの声が聞こえてユジンは泣き崩れる。 10年後、ユジンは先輩の女性イ・ジョンアらと設計事務所「ポラリス」で働き、友達ジンスクと同居し、ラジオ局のプロデューサーとなったサンヒョクと婚約して仲良くしている。(サンヒョクの母チヨンはこの結婚を望んでいない。) ユジンは婚約式パーティーに向かう途中の雪が舞う街の中でジュンサンそっくりの男性を見かけ、彼の後を探し回って式は中止になってしまう。サンヒョクはユジンのノートを見て受け入れ、ユジンも心の整理をする。後日友人たちでの婚約パーティーを故郷の母校で開いたところ、そこにフランス帰りのチェリンか連れてきた恋人イ・ミニョンは、先日ユジンが町で見かけたあの男性だった。 第4話 「忘れえぬ恋」 さらに、ユジンの担当する仕事先マルシアンの新しい責任者、理事はそのミニョンだった。アメリカ育ちのミニョンは明るく社交的な性格でジュンサンとは正反対だった。ユジンはできるだけそっけなくふるまおうとする。ある日ふたりは共同事業で改装するスキー場の視察に一緒に行くことになった。ユジンの思いはかつてのジュンサンの記憶と重なってしまいミニョンの写真を撮ったりしてしまう。ふたりは理想の家についてことばを交わす。韓国の記憶がないのか真剣に聞き出そうとするユジンにミニョンは困惑する。 第5話「罠」 サンヒョクはユジンがミニョンについて隠していたことを責めるがのち許容する。一方チェリンはミニョンの気持ちをユジンから離すため、ミニョンにユジンの虚像を吹き込む。ユジンはミニョンの会社パーティーに招待された。チェリンは自分と同じドレスをユジンが着ていくように仕組み、さらにミニョンに「初恋の人に似ているというのがユジンの殺し文句なの」と吹き込む。ある日の飲み会でユジンは皆から、初恋の話をするか一気飲みかを迫られ、ミニョンの言葉にも反発して無理に飲んで酔ってしまう。ミニョンはやむなく自分のホテルに連れて帰る。酔っ払ったユジンは、眼鏡を外したミ二ョンをジュンサンと信じて抱きついてしまう。
スタッフ
声優
主題歌
| 曲名 | アーティスト | |
|---|---|---|
| OP | 最初から今まで | RYU |
| ED | いつでもただ君を | イ・セジュン |
| IS | Believe you | Yoonji |
各話リスト 27件
| 話 | サブタイトル | 放送日 |
|---|---|---|
| 1 | 第1話白黒写真 | 2009-10-17 |
| 2 | 第2話影の国 | 2009-10-24 |
| 3 | 第3話初めて | 2009-10-31 |
| 4 | 第4話守れない約束 | 2009-11-07 |
| 5 | 第5話あなたを見たのは夢だったのかな | 2009-11-14 |
| 6 | 第6話初恋を忘れられない女 | 2009-11-21 |
| 7 | 第7話彼女を覚えていない男 | 2009-11-28 |
| 8 | 第8話 嘘 [第8話 うそ] | 2009-12-05 |
| 9 | 第9話 失われた時間の中の僕 | 2009-12-12 |
| 10 | 第10話 失われた時間の中の僕 II | 2009-12-19 |
| 11 | 第11話 初恋がもう一度 私を呼んだら | 2009-12-26 |
| 12 | 第12話 十年待ち続けた恋 | 2010-01-09 |
| 13 | 第13話 からっぽの名前 | 2010-01-16 |
| 14 | 第14話 ポラリス | 2010-01-23 |
| 15 | 第15話 最後の記憶のかけら [第15話 最後の記憶のかけら] | 2010-01-30 |
| 16 | 第16話 最後の記憶のかけら II | 2010-02-13 |
| 17 | 第17話 ふたりの初めての海 そして最後の海 | 2010-02-20 |
| 18 | 第18話 冬が過ぎれば すべて消える | 2010-02-27 |
| 19 | 第19話 As Tears Go By ~涙あふれて~ | 2010-03-06 |
| 20 | 第20話 不可能な家 | 2010-03-13 |
| 21 | 第21話 新たな旅立ち | 2010-03-21 |
| 22 | 第22話 初恋 | 2010-03-28 |
| 23 | 第23話 初恋Ⅱ [第23話 初恋 Ⅱ] | 2010-04-10 |
| 24 | 第24話 A Winter Shade of Pale~青い影~ | 2010-04-17 |
| 25 | 第25話 最初から今まで | 2010-04-24 |
| 26 | 第26話 Hidden Track~永遠の愛~ | 2010-05-01 |
| S | アニメ「冬のソナタ」を訪ねて~制作現場に密着~ | 2009-10-03 |