劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師
Nintama Rantarou: Dokutake Ninja-tai Saikyоu no Gunshi
作品概要
『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』(げきじょうばん にんたまらんたろう ドクタケにんじゃたいさいきょうのぐんし、英:Nintama Rantarō: Invincible Master of the Dokutake Ninja)は、阪口和久の著書『小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師』を原作とする亜細亜堂制作の日本の長編アニメーション映画。2024年12月20日に公開された。監督は2011年公開の劇場版に引き続き藤森雅也、脚本はテレビシリーズやミュージカル版の脚本家で原作小説の作者でもある阪口和久が担当。 小説は2013年に発売されて以降、品薄となりプレミア化していたが、本作の公開に合わせて2024年4月22日に復刻された。また、11月には原作版・アニメ版の土井半助が描かれたスペシャルカバー版が販売された。2025年7月22日には本編では語られなかったエピソードを加筆した完全版が発売された。 2011年に公開された『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』以来13年ぶりで3作目となる『忍たま乱太郎』の劇場アニメ。 キャッチコピーは「迫る、白き闇。」「いつだって、そばにいてくれた。」「忍たま史上、最強。」「土井半助、失踪。」「天鬼、襲来。」。
あらすじ
忍術学園一年は組教科担当教師・土井半助は、タソガレドキ忍者・諸泉尊奈門からの果し状に応じて決闘に赴く。土井は鋼を仕込んだ出席簿や白墨などの文房具で尊奈門を圧倒するが、鳥の巣を庇った弾みで崖の方へ投げられてしまう。それでも出席簿を投げつけて尊奈門を気絶させ、上手く勢いを殺して崖から生えた木に掴まった土井だったが、眼下の川へ飛び込もうとしたところ、何かに頭をぶつけてしまう。 翌日の早朝、タソガレドキ忍者隊組頭・雑渡昆奈門が尊奈門を連れて忍術学園へやってくる。忍術学園学園長・大川平次渦正と一年は組実技担当教師・山田伝蔵に土井の出席簿を見せ、尊奈門が土井を投げ飛ばしたと言うが本人も気絶していて状況を把握していないこと、土井の行方を手の者に捜させていることを伝える。ともあれ土井は昨晩から帰っておらず、何事かがあったと考えられる以上、山田が土井の行方を調べることとなり、学園長はお互いに良い経験になるとの判断から雑渡と尊奈門に一年は組の両先生の代理をさせ、さらに六年生にも土井の行方の聞き込みを命じる。 土井の捜索に進展がない中、雑渡のもとへドクタケが東のスッポンタケに領地を寄越せと言い出したとの情報が入るが、双方の領地の間には険しい山々が連なっており、進軍は容易ではない。雑渡は山田に意見を聞くが、兵法に通じた土井ならば他に考えもあるかもしれないが、おそらく本気ではあるまい、という憶測に留まる。 さらにその後、ドクタケがスッポンタケ領との境にある山上の砦に一夜にして城を建てた、ドクタケの北に隣接しているチャミダレアミタケも内々に兵を集めている、という情報が入る。チャミダレアミタケは東はスッポンタケだが、西はタソガレドキと接していることもあり、雑渡は兵の配置を突き止めるよう命ずる。 一方、アルバイト中に六年生たちが土井の行方を探していることを知った一年は組・摂津きり丸は、下級生に伝えられた「土井は坂東に出張中」という情報を売りつけようとした結果、土井が安否も不明な深刻な状況にあることを立ち聞きしてしまう。きり丸は土井とは戦災孤児であるという境遇が一致しており、学園が長期休暇の際に「一緒に帰ろう。」と声をかけられ、長屋の同じ部屋で生活しているなど特に絆が深いため、普段ならば絶対に有り得ない、すべてのアルバイトをキャンセルするという行動に出て、一年は組の面々を驚かせる。きり丸はその代わりに二人の長屋の掃除をする。 六年生は聞き込みを続けて得た情報から土井がドクタケに連れ去られた可能性がある、と判断しドクタケ忍者詰所に向かうが、手前の竹林で白装束の男に襲われる。彼には六年生6人がかりでも太刀打ちできず、逃げることも困難だったが、交戦のさなか、白装束の男の口布が外れると、土井の顔が姿を表した。同士討ちをしていたと気付いた六年生たちも口布を外し、きり丸の名前も出すが彼は反応せず、それどころか忍術学園という言葉を聞き咎め、「ならば我らの敵だ」と言って一層打ちかかってくる。六年生は立花仙蔵の焙烙火矢に偽装した煙玉と、本物の焙烙火矢によってなんとか難を逃れ、六年生の後を追って来ていたきり丸は、詰所に戻る途中の土井を見かけ、彼が生きていたことに安堵する。 土井は川に飛び込んだ際、水練中だったドクタケ忍者隊首領・稗田八方斎と頭をぶつけ、記憶を失ってしまっており、八方斎によってドクタケ城の軍師・天鬼と思い込まされていた。天鬼には戦災の記憶は残っており、「忍術学園は卒業生を各地の城に送り込み、戦乱の世を続けさせようとする悪の忍者で、ドクタケ忍者はそれに対抗し天下泰平の世を築こうとする正義の忍者である。」と教えられたことから、忍術学園を敵視していたのである。 六年生も中在家長次が天鬼から奪った本の内容から土井の記憶喪失と忍術学園を敵視する理由を知り、目撃者のきり丸とともに学園長と山田に報告する。 学園長たちがきり丸に土井を連れ戻すことを約束し、口止めした上で帰らせたあと、隠れて聞いていた雑渡が現れ、「土井を連れ戻すと言ってもいつになるのか? その間にドクタケが勢力を拡大したら? 力だけのドクタケならばさほど怖くはないが、土井半助という知恵が加わったら?」と聞き、土井の生存が確認できたということでタソガレドキは手を引くという。山田たちは、タソガレドキに害が及ぶとなれば軍師の排除をためらう男ではないとして、雑渡の動きにも注意を払うこととなる。 山田はドクタケ城下で商人に扮した忍者たちを見つけるが、それは息子である山田利吉と、忍術学園の卒業生である桜木清右衛門、若王寺勘兵衛であった。彼らは他の筋からの依頼でドクタケ軍師の正体を突き止めるべく行動しており、軍師がすでに詰所を出たという情報を提供する一方、天鬼の正体を山田から聞く。
スタッフ
声優
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