作品区分ONA
放送期間2023-10-26
放送期2023年秋
話数8話
1話あたり60分
放送状況放送終了
原作漫画
アニメーション制作Studio M2
製作GencoNetflix
評価84/100

作品概要

『PLUTO』(プルートゥ)は、浦沢直樹による日本の漫画。手塚治虫の『鉄腕アトム』に含まれる「地上最大のロボット」の回を原作としてリメイクした作品。監修・手塚眞、プロデューサー・長崎尚志、協力・手塚プロダクション。『ビッグコミックオリジナル』(小学館)にて、2003年から2009年まで連載された。単行本は電子書籍化されていなかったが、2022年10月28日より、浦沢作品の電子化プロジェクトの第5弾作品として配信されている。 第9回手塚治虫文化賞マンガ大賞、平成17年度第9回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞 、第41回星雲賞コミック部門受賞。宝島社の「このマンガがすごい!」2006年版オトコ編の1位、フリースタイルの「このマンガを読め!2005」の1位作品。 2023年2月時点で単行本の累計発行部数は1000万部を突破している。 2010年には実写映画版の制作が発表されている(後述)。 2023年10月にNetflixにてWebアニメが配信された。

出典: Wikipedia「PLUTO」 (CC BY-SA 4.0)

あらすじ

発端 かつて大きな戦争があった。中央アジアのペルシア王国はロボット産業の育成により飛躍的な発展を遂げていた。独裁体制を掲げる国王ダリウス14世は圧倒的な軍事力をもって隣国の脅威となり、次々と侵略戦争を行う。一方、世界の警察を標榜するトラキア合衆国のアレクサンダー大統領はこれを糾弾し、「大量破壊ロボット製造禁止条約」を提唱。「ペルシア王国が大量殺戮ロボットを保有している」と主張する。同国への調査に法律・ロボット工学などの各分野において優れた見識を持つ人物たちから成るボラー調査団が結成される。その中には日本のお茶の水博士も含まれていた。だが、トラキアの主張する大量殺戮ロボット保有について確たる裏付けはできなかった。調査団が目にしたのは夥しいロボットたちの残骸が置かれた地下空間であり、ペルシアは残骸置き場として利用していただけだと説明する。 確たる証拠が得られないままトラキアはペルシアと戦端を開き、戦争は泥沼と化す。こうして第39次中央アジア紛争は悪化の一途を辿る。やむなく国連平和維持軍として当時世界最高水準とされたロボットたちが派遣された。スイスのモンブラン、ドイツのゲジヒト、ブリテンのノース2号、トルコのブランドとギリシアのヘラクレス、そして日本のアトム。だが、アトムはその意に反して戦災に遭った人々を慰問する「アイドル」として大歓迎を受ける。ゲジヒトはロボット刑事の特性から市内の探索に回される。モンブラン・ノース2号・ブランド・ヘラクレスは、卓越した戦闘能力でロボット兵を次々と破壊。唯一人、徴兵拒否したオーストラリアのエプシロンは罰として戦後処理に駆り出される。彼らこそ一つ間違えば大量殺戮兵器となりかねない優秀すぎるロボットたちだった。だが、平和維持軍に参加した7体のロボットたちは戦争の意義も隠された意図も知ることなく、それぞれが同胞殺しへの罪の意識を抱き、荒廃した街と人もロボットも無残な姿となった凄惨な光景に言葉を失い、全員が一様に「心の疵」を負った。そして役目を終えた彼らは自らの日常へと戻っていった。 ペルシア王国は荒廃し、ダリウス14世は戦争犯罪人として捕らえられた。ペルシアは民主主義を受け入れて共和国となるも、戦争で理不尽に肉親を奪われた人々の怒りや絶望感は抑えようもなく、戦争は完全に終わることなく火種は燻り続ける。そして4年が過ぎる。 事件 ユーロポールのロボット刑事であるゲジヒトは森林火災の後に発見されたモンブランの残骸に言葉を失う。モンブランは戦争参加後、森林レンジャーとして活躍。誰もが慕う存在となっていた。モンブランほどの優秀なロボットが何者かに破壊されたということ自体が信じがたいことだった。同じ頃、デュッセルドルフでベルナルド・ランケという活動家が殺害される。一見するとなんら共通点を持たない二つの事件だが、二つの事件に共通するのは頭部に角を見立てたものが刺されていたことだった。ランケを殺して立ち去ったのはロボットとしか思えない能力の持ち主だった。ロボットは人工頭脳に組み込まれたシステム上、人間を殺害できない。ゲジヒトは過去にただ一人、殺人を犯したロボットブラウ1589と遭う。ブラウの人工頭脳は何度調べても「正常」で人類はブラウを恐れて幽閉した。ブラウはゲジヒトに記憶チップの交換を申し出るが、ゲジヒトは拒否する。更にスコットランドで執事ロボットとして盲目の音楽家に仕えていたノース2号も殺害される。彼は穏やかな暮らしを欲していた。ゲジヒトはトルコに赴き、ロボットスーツの世界チャンピオンであるブランドに遭い、身の危険を警告する。 更に日本の法学者・田崎純一郎も殺害される。田崎の遺体にも角に見立てたものが残っていた。捜査で来日したゲジヒトはアトムと出会う。見た目といい仕草といいアトムは最も「人間の子供」に近いロボットだった。だが、アトムの心はゲジヒトたちとそう変わらないもので、苛酷な体験を経ながら見た目で判断されるアトムも彼なりの苦悩を抱えていた。ゲジヒトは自分より優秀な人工頭脳を持つアトムに自身の記憶チップの解析を依頼。その際、アトムはゲジヒトの隠された秘密を知り、隠れて涙する。 一方、アトムはゲジヒトから得た捜査情報をもとに日本で田崎殺害事件の捜査指揮をとる旧知の田鷲警部に捜査協力する。アトムの解析により、田崎純一郎は人間の客を迎え、お茶とお茶請けの羊羹を出してのんびり談笑した後に、突然あることを思いだし、慌てて名刺を探して電話をかけようとした後に殺害されたのだと判明する。田崎が電話しようとしていた相手はお茶の水博士だった。アトムはお茶の水博士に危機を伝え、殺された人間達に共通するのが元ボラー調査団のメンバーだということを伝える。

出典: Wikipedia「PLUTO」 (CC BY-SA 4.0)

スタッフ

声優

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